
節分 (せつぶん、または、せちぶん)は、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のこと、「季節を分ける」ことをも意味しています。
邪気を追い払う為に、この節分には古くから行事が執り行われており、豆を撒き、撒かれた豆を自分の年齢(数え年)の数だけ食べます。
また、自分の年の数の1つ多く食べると、体が丈夫になり、風邪をひかないというならわしがあり、豆は「魔滅」に通じ、鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追い払い、一年の無病息災を願うという意味合いがあります。
菓銘「赤鬼(あかおに)」〜餅生地(雪平生地)の中に味噌餡を入れ、上に小豆きんとんを乗せました。
菓銘「青鬼(あおおに)」〜煉切製で中に小豆漉し餡を入れ、上に白手亡きんとんを乗せました。
菓銘「豆まき(まめまき)」〜煉切製の桝型の中に白手亡餡を入れ、大納言を盛りました。(別銘「鬼は外」)
菓銘「福は内(ふくはうち)」〜薯蕷饅頭の中に梅肉の餡を入れました。